この続きです。
コースの復習です。
1周20㎞を8周回ります。
前半で4周回っています。
1:16 5周目スタートです。
当然真っ暗。
4周目思ったより調子よく進めていたのですが、足が重い。
2:01 クマン岳の尾根に到着。
他の周回では30分程度でついているのに
この周回では45分かかっている。
眠い。でも睡魔はここから先容赦なく襲い掛かり続けました。
2:41 クマン岳頂上。
やはりほかの周回では尾根到着から20分程度でついているのに
40分かかった。
どうにも眠くて頂上のベンチで横になる。
アラーム5分かけて寝たけど眠気が取れない。
ここから先も頭が全く働かず、コンクリートの階段に横になったり。
眠気対策でモンスター持ってきて、カフェインも飲んでいるけど全く効かない。
時間だけが過ぎている感じだけわかってたような。
幻覚は見なかったと思います。
3:26 361ピーク通過。
なんとか写真だけは撮って、後で見返せるようにしていました。
4:00 古鷹山への取付。
この応援幕無いと通り過ぎていました。助かった。
この前のアスファルトでも横になってました。
4:29 古鷹山への分岐。
ここからは下りだ。
下り途中見渡せるところで。
周りが明るくなり始めていることに気づいて途端に頭が働きだす。
4:58 小エイド到着。
すっかり明るくなりました。
気持ちは元気になって、軽口も叩けるように。
山でいままでの倍かかったと言ってたけど、
所要時間3:42でそこまでではなかった。
この時点で時間内完走は難しいなと分かってました。
さて、ロードでどれくらい走れるかな?
あ、立ってた
地上式消火栓を見るだけで元気になれる。
さんざん撮影。
途中大きな蛇がひかれていました。
ここの集落を抜けるとき大きなイノシシと遭遇、
もしかしてもう一周前の時だったかな?
海が澄んでいました。
魚が見えた。
6:32 5周目完了。
ロード部は1:24でかなりいいペースで走れました。
とはいえ、この周回5:40。
深夜の山パートに苦しめられました。
制限時間20:00まで13:30を切っています。
さらに船の時間を考慮にいればリミットまでは12:30。
1周4:10のイーブンでぎりぎり。
ほぼ無理であろうと考えて、
7周140㎞をしっかり走り切る方針に変更しました。
こうなったら目一杯楽しむ方針で。
少し気も楽になりました。
6:56 6周目スタート。
7:14
登山口に掲げられていた応援幕も雨のためか破れていました。
もうスタートから22時間を超えています。
7:28 クマン岳への尾根到着。
1周目が13分のところ、6周目の子の週で14分。
大分足が戻ってきた。
雨のせいか霧がすごい。
7:50 クマン岳頂上到着。
真夜中の5周目は尾根から頂上まで40分のところ、22分。
曇っているようで今日は昨日ほどは暑くならないか。
8:32 古鷹山への取り付き
イノシシの浴室。
島でも結構イノシシが住んでいるようでした。
大きなキノコ。
8:56 古鷹山分岐
まだ結構ガスガス。
この階段を下ると人里に戻ってこれます。
9:26小エイド。
もう7周で終えるつもりだったんでエイドでも結構おしゃべりを。
10分ほどで出発。
昨日よりは日差しが緩やかながら、暑いものは暑い。
痩せたネコがいました。
誰か餌をあげている模様。
海がきれい。
またフグの群れがいっぱい。
10:59 大エイド到着。6周目完了。
残り2周を9時間。走るだけならぎりぎりかもしれないけど
仕舞って船に乗りに行くのが絶対間に合わない。
最後の一周を楽しむため、ゆっくり準備していました。
右端に斜線がひかれているのがリタイヤした人。
結構多くなってきた。
その中で走れるのはありがたいことです。
11:18 7周目スタートです。
11:37 クマン岳登山口。
1周目撮れなかった写真も思いきり撮影。
急勾配のロープ場。
7周も走ると地面が結構ずるずるになってきています。
11:52 クマン岳への尾根に到着。
登山口から15分で着いてるのでもうだいぶ元気に。
クマン岳までも結構岩々していました。
12:16 クマン岳到着。
次この山頂の景色を見るのはいつになるかな。
次は必ず8回ここに登るぞ!
イノシシ風呂ともお別れ。
12:44尾根下り通過。
アスファルトの道を走る。
古鷹山への取り付きを12:58に通過。
昨日はここ登ったとき、周りに人がいっぱいいたよなぁ。
古鷹山分岐を13:21通過。
最後のトレイル下り道。
小エイドに13:45着。
最後なのでべちゃくちゃしゃべって15分滞在。
14:00エイドを出ました。
昨日よりかは幾分日差しが優しい。
15:28 7周目大エイド着。
クマン100の公式写真をいただきました。
7周目で大喜び。
こんなに元気ならもう一周行ってきなよと言われましたが、
ここで自分のクマン100は終わりました。
140㎞30時間28分。
やり切った感は結構あって、口惜しさというよりも思ったよりやれたな、と。
感触としては100マイル、制限時間がもう1時間長かったらいけそうなという
手ごたえを得ることができました。
足裏はしわしわ。
それでも切れたりはせず140㎞耐えてくれました。
プロテクトJ1はさすが。
この後宇品で銭湯に入って
京都市電を見送って
ラーメン喰って帰りました。
結果は完走8人。前回よりも少なくなったようです。
自分の周回を振り返るとそれほど悪くない。
特に平地はさほどぶれていない。
とにかく5周目の山で計算が狂ったか。
あと休みすぎですよね。
まあ、それで回復した面もあるのでなんとも。
少し経つとやはり悔しさは出てきました。
かといって夜走れなくなったのをどうすべきか。
今できるのは眠くて動けなくなった時、
パニックにならずにやり過ごして、
時間がたてば回復する可能性があることを忘れ無いことか。
ともかくもこの経験を生かして
100マイルのFUJI、そして来年以降のクマン100の完走を目指そう。
総じて楽しく、初めての100マイル完走の戦略を立てやすい、
厳しいレースでした。
また出ようと思います。
素敵なレースを主催していただきありがとうございました!