帰ってきた月にいる犬

走ったり消火栓やら鉄道模型やら。好きな人やモノが多すぎて見放されてしまいそうだ。

鏑木毅祭り in 和気町(正式名称は和気町スポートフェスティバル事業)

ふと嫁がこんな企画を見つけてきて、

これあんたが好きな人じゃないん?と

‼‼

かかかかかぶかぶかぶかぶと手を震えさせてしまう。

それ以来嫁からは”カブカブ”と命名されてしまう。

すみません、自分のせいです。

それにしても和気町がんばってるなぁ!

www.town.wake.lg.jp

 

朝もたもたしていたらなんかぎりぎりになって、

高速を使う羽目に。

右側の白いウインドシェルで青いパンツが鏑木さん。

鏑木さんだぁ!

ブカブカブカブ(落ち着け)

鏑木さんです!

鏑木さんがポーズとってます!

(落ち着け)

今回のルートは和気町役場からBの和気富士、Cの観音山、

Eの穂高山、竜王山を通って由加神社を通って、役場に戻るコース。

 

トレイルに入っていきます。

途中、登り方の講習を受けます。

いろいろ教えてくれることを必死にメモに取ります。

あとで清書していく。

登り方は
・会話できる程度のペース(最大心拍の80~90%)それ以上はオーバーペース。

・一度乳酸が溜まると最後まで抜けないので最初はペースを特に抑える。

・足の運びは平行が基本。倒れこむ力で登る。

とか。

走り方も見てもらって蹴りださない、静かに足を置くことと指摘を受ける。

 

下りも見てもらいましたが、

なんか何が悪いかわからないけどドタバタしてると言われました。

あー、それよく職場でも言われます。

ヒールストライクだとも指摘を受けたので

ロードと同じ課題だなと、あらためて認識させられました。

今回の企画は和気アルプスの魅力を知るということもあって

所々で案内もしてくれます。

この看板は今回の参加者の方が削られたそう。

奇麗にできていました。

レクチャーと記念撮影。

山の上からの景色がきれい。

目の前の川は岡山三大河川の一つ、吉井川です。

和気和文字焼きというのがあって、

祭りのときはここで薪をくべて和の字を作ります。

ブラタモリのように役場の方が説明をしてくれます。

周囲が花崗岩に対して、

和気アルプスの山塊では流紋岩

火山の噴火でできた山であるということがわかる、とか

もともとカルデラであるとか。

歴史的には和気は吉井川と片上に出る道の結節点で

吉井川をさかのぼる船を見て、

それが全国的な高瀬舟の由来になっているとか。

勉強になるなぁ。

話には出なかったけど、

和気清麻呂も和気町出身だし。

天気が素晴らしい。

おかやまマラソンこの天気だったらどうだったろうか。

 

途中、鏑木さんとの写真撮影会が行われました!

やった‼

結構岩肌が露出している道を行きます。

山塊が荒々しく、植生もけっこうまばらです。

鏑木さんがまるで日本のコートダジュールだ!とおっしゃっていました。

先ほどの木の看板を作られた方が、

ここだけは手彫りで作ったとのことでした。

最後、竜王山への登り。

沢筋を登っている登山者も見えました。

なかなかに怖そう。

竜王山からは下りだけ。

登りは大丈夫なんだけど、

下ると左の腸脛靭帯が痛い。

おかやまマラソンの影響が残っています。

鏑木さんもゴール。

講習会の後、鏑木メソッドにサインをしてもらいました。

楽しむ勇気だ。やった!

その後、講演会も。

半生の紹介や、如何に挑戦をしてきたかの話を伺えました。

著作にのっとった話も多かったのですが

生で聞けるのはやはりインパクトが違います。

質疑応答で、

加齢してからの能力の衰えに対する心構えを聞いてみました。

もらった答えが、速筋が衰えるのでそれを鍛える

短時間高負荷の練習を増やすべきとことでした。

幸い、階段やら坂ダッシュは嫌いじゃない。

めちゃクソしんどいですけど。

答えていただいた最後に50歳までに必ずUTMFを完走しますと

鏑木さんに向かって宣言しました。

 

楽しい時間でした。

宣言したからには、必ずUTMF完走するぞ!

おかやまマラソンで少し落ち込んでいましたが

前向きに気持ちを入れ替えられるいい機会を頂きました。

まずは気軽にいろいろ答えていただいた鏑木さん、

そしてこの企画を立ち上げてくれた和気町役場の皆さん

本当にありがとうございました。

 

それにしても鏑木さんいい人だなあ。

自分が鏑木さんを知ったのはトレランもよく知りもしない頃、

当時はてブロで『働くお母さんが走るブログ』を

書かれていたくろいわさんの記事で何度も何度も出てくる鏑木毅という人。

だれだよ?とおもって調べて行って、トレランというスポーツを知って

鏑木毅という人のすごさを知りました。

ですので、この企画に行くことができたのも

元をたどればくろいわさんのおかげなのです。

今となってはブログも閉じられて、

ツイッターアカウントも替えられたので

伝えるすべもないのですが、

くろいわさん、ありがとうございました。