8/10
トレランセミナーに参加した後、
せっかく東山周辺まで来ていたので
行ったことのない古墳へめぐってきました。
くそ暑かったのですが。
まず操山106号墳。
この古墳は知りませんでした。
セミナー後、近所の古墳をググってみるとここが引っ掛かりました。
せっかくなので行ってみましょう。
岡山国際ホテルの裏にあるということで来ました。
やはり、閑散としていました。
地図と比べるとおそらくあの森がそうだと思うのだけど、
どう行くのかな?
いろいろ回った結果、
1枚目の写真の左方向に入ってみました。
裏手に回ることができました。
空がきれい。
草に生したスロープを登ります。
多分このあたりかな?
上記サイトによるとどうも前方部。
くびれ部から後円部方向。
これが後円部墳頂の石?
古墳マップの写真と照らし合わせながら確認。
後円部からくびれ部を望みます。
前方部にあるベンチ。
おそらく前方部の端かな?
とりあえずなんとなくの雰囲気をつかむことができて
次の古墳へ向かいます。
その2湊茶臼山古墳。
車で向かいます。
こちらは外周部にぐるっと道があります。
登れるところをまず探します。
登り口が見つかりました。
どうも前方部からとりついている模様。
この平らなところが前方部のようです。
少し進むと後円部への傾斜が。
藪がややひどい。
やはり古墳巡りは冬がいいですね。
後円部に到着。
後円部径は65mということなので結構大きい。
ただ、なにか特徴的なものは見つけられませんでした。
埋設施設は発見されていないとのことですが、
2か所あるという盗掘口もどこかわからなかったです。
端には石垣を設けてありました。
後円部を含めて傾斜部には雑木林が広がっていました。
なかなか大きい前方後円墳で見ごたえはありました。
すこし驚きだったのはその立地。
少し離れたゴルフ場でしたが非常に高低差がある地形でした。
やはり低地を睥睨できるような場所に墳墓を設けている
岡山の古墳の特徴が出ているのではないかなと感じられました。
続いて網浜茶臼山古墳。
お墓にあるという情報は得ていましたが、
昨日は盆前の休日ということで
お墓参りの方が多くいらっしゃいました。
ただ最初は場所がわからずあきらめかける。
それでもお墓をトレランのかっこのままでうろうろと。
この木立が古墳なのかなととりつきを目指します。
この細いコンクリート道がきっとそうなのでしょう。
登ると後円部にたどり着きました。
古めの貴人のものと思われるお墓がありました。
ただ、敷石なども含めて何か古墳の痕跡は
地形以上には見つかりそうもありません。
ただ、昔の人のお墓の上にお墓があるというのは、
ある意味古墳に眠ることができるという
夢の実現方法かもしれません。
前方部から後円部を望みます。
前方部方向。
遠くまで見渡せます。
後円部からもやはり景色が望めます。
古墳全景。
できた当時に思いをはせると、
高台に輝く敷石が遠くからも望めたような気がします。
駆け足で3つの古墳をめぐることができましたが
いずれも高台にあり、
できた当時は遠くからも見ることができたであろう
その姿を想像できる、
なかなか楽しい墳行でありました。
暑かったけど。