帰ってきた月にいる犬

走ったり消火栓やら鉄道模型やら。好きな人やモノが多すぎて見放されてしまいそうだ。

第11回水都大阪100kmウルトラマラニック 後編

もう2ヶ月過ぎてしまいました。

ともかく書き切ろう。

 

51-60km

1:01:55

6:38-5:37-6:17-5:37-7:22

5:39-5:40-5:49-7:29-5:48

豊里⇒毛馬⇒豊里あたり。

ペースはほぼ5:40/kmあたりを保つも

エイドでの停泊時間が長くなってきている。

ついに10km1時間を越えて少ない貯金を崩し始めます。

毛馬ではさんぴん茶と波照間の黒糖、モズクを頂く。

だんだん飲み物が受け付けなくなってきていました。

とりあえず甘いものがしんどい。

57㎞付近の私設エイドでいただいたアイスが美味い!生き返る。

ただ、あと暑い。

でもまだ何とかやれるかなと思っていました。

 

61-70km

1:02:28

5:47-6:17-6:00-6:44-5:51

5:57-7:00-6:02-6:32-6:14

豊里⇒枚方手前

毛馬に向かうときは向かい風ながらも心地よくかんじていたのに、

枚方に向かうと風を感じられない。

本格的に暑くなってきました。

体に熱がこもってだるさ100倍。

今から思えばこの時が2番目にしんどかった。

残り30㎞以上というのはメンタルを削ってきます。

30㎞走以上を行っていないからもあるのでしょう。

65kmごろは飲みすぎで気持ち悪くなってきた。

水分の摂取量を少し抑えて、MAGON投入。

ガーミン先生のタイム通りなら、サブ10にもう余裕ないぞを焦っていました。

出来ることをしようと、70㎞付近でメイタンのCCCとVESPA投入。

 

71-80km

1:07:29

6:19-7:56-6:47-6:44-7:59

6:05-6:08-6:14-6:06-7:11

枚方⇒折り返し⇒枚方⇒新橋エイド付近

この折り返しまでが本当にしんどくて、心折れていました。

エイドもないのに8:00近くかかっています。

ただ、折り返すと向かい風で体感温度が下がったのと

メイタンかVESPAが効いたのか少し足が出てきました。

30㎞切ったんだからあとはながくても4時間はかからない、

ならば楽しもうという気持ちが何とか出てきてくれました。

ガーミン先生の距離のとおりならサブ10はもう無理臭いけど、

大会公式の距離表示に従えばまだ行ける。

この時点で2kmはガーミン表示と大会表示の差が出てきています。

とりあえず大会公式のサブ10とあわよくば9:45を切れるよう頑張ろう。

 

81-90km

1:04:01

5:43-5:51-6:59-6:13-5:43

5:38-5:53-7:50-6:37-7:32

新橋⇒鳥飼⇒豊里

とりあえず本大会記録としてのサブ10は何とかなるのではと思えると、

気持を持ち直して、ややペースを取り戻す。

5分台が何本か入っています。

メンタル超大事。

各エイドもそれぞれ最後だと考えると、感謝の気持ちと少しのさみしさを感じながら

少しずつ頂きます。食べるのはあまり喉を通ってくれません。

水分もコップ一杯程度に抑えて。

たしかこの辺りで100㎞6:30出発のスイーパーさんとすれ違う。

これから枚方を折り返すのはこの暑さの中大変だと思います。

頑張ってと声をかけつつ、自らも奮い立たせます。 

 

91km~

49:22

6:04-6:31-5:56-6:24-6:50

9:40-9:02-6:41

豊里⇒毛馬⇒大阪城

毛馬のエイドで淀川河川敷も終わり。

さんぴん茶と波照間の黒糖を口にして最後のエイドを後にします。

これまでの経験上、ここからのラスト6kmは飛ばせます。

さあ、こっからずっとオレのターン!!

 

 

とはいかず、1kmで足が止まる。

今のままなら何とかサブ10が取れるという安心感やら、

これまでの無理がたたって本当に足が出ない。

いままで大川河川敷では抜くことしかなかったのに、

ぱらぱらと抜かれてしまいます。

それでも止まることだけは何とか避けて前に進む。

天満橋の歩道橋は徒歩指定なのですが、そんなん関係なく走れません><。

それは大阪城にはいっても同じ。

城門手前の坂を前に立ち止まってしまうと、

『あと少し、がんばれ』

って声を掛けてもらう。

ラスト500mでやっと走れるようになりました。

水都大阪独特のレッドカーペットを踏みしめて、

最後だけは空元気を搾り出す。

9:54:02でゴール!

出し切れたのですが、最後もうちょっとがんばりたかった。

それでも一応サブ10達成。

 

終わった直後は本当にのどに何も通らず、

コーヒーやらたしか焼きそばやらいただけるのですが、

食べられません。

足は筋肉痛はともかく、関節で痛めた感じは幸いにも無し。

左足人差し指、右足人差し指、中指は水ぶくれ。

 

本当に胸を張ってサブ10というには、四万十でも行かなきゃ駄目かな。

それでも本当にいい大会で、コースの単調さを補うに余りあるエイドと

ホスピタリティ。

来年も一応出るつもりですが、

シーズンとかぶるから出られるかは分からんなぁ。

 

もう2ヶ月以上も前になってしまいましたが

なんとかまとめることが出来ました。

大分忘れていることも多いですが。

 

次は5ピークス書かなきゃ、、、